高木耕一郎による展示会「Infinite Light」 9月17日(木)より開催中

“My Eyes Turned Skywards”, 2020, ©Koichiro Takagi


東京を拠点に活動するアーティスト高木耕一郎による展示会「Infinite Light」が、9月17日(木)より東京・渋谷にあるMAKI Galleryにて開催されています。会場では高木がステンシル、ペインティング、刺繍を駆使し制作したミクストメディアを中心に過去作品から最新作まで幅広く展示されています。展示会のタイトル「Infinite Light」(日本語訳:無限の光)について、高木は次のように述べています。

「展覧会のタイトル「Infinite Light」は今の薄暗い世の中だからこそ、闇を晴らしてくれる光が必要だと思い付けました。あと今年作った作品は、いつもよりテイストがわりと光、希望、夢といったポジティブなものが多く、そういったイメージもあってこのタイトルを付けました。」

高木耕一郎の世界観を存分にご堪能いただける個展となっています。是非会場に足を運んでください。また、近日中に高木のアート作品を発売する予定なので、そちらのほうも楽しみにお待ちいただけたら嬉しいです。

 

【高木耕一郎 Infinite Light】
会期:令和2年9月17日(木)〜10月10日(土)
会場:MAKI Gallery
開館時間:11:30~19:00
定休日:日曜・月曜
会場住所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前4-11-11
公式サイト: https://www.makigallery.com/exhibitions/3446/

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“I have never seen”, 2020, ©Koichiro Takagi

 

 

高木耕一郎(Koichiro Takagi)
東京で生まれ、San Franciscoのアートスクールで様々な素材を学び、しばらくNYを制作拠点にした後に帰国した高木はペインティングから刺繍まで作風の幅は広い。しかし幅広い表現方法において一貫して言えるのは彼の作品はある種の居心地の悪さや矛盾を内包しており、モチーフに「人」がほとんど出て来ることがないことである。モチーフは多くの場合、動物や擬人化された動物達であり、その表情は時にかわいらしく、時に牙をこちらに向け鑑賞者を睨みつけている。そこには動物を主人公にした作品だからこその匿名性と神秘性が内包され、親近感と違和感が混在する奇妙な居心地の悪さを生む。高木の作品は揺れ動く人々の心情や抱えている矛盾を描きながら、見た事は無いがあると信じたい理想郷の存在を表現している。理想郷への導き手として彼の作品の主人公の表情に秘められた様々な思惑は、鑑賞者の内面に対して今一度、揺らぐ価値観の中での各々にとっての真実とは何かを問いかけている。国内外の企画展やグループ展の参加や個展開催で画家として精力的な活動し、BEAMS、PORTERやPaul Smithなどのアパレルブランドへのデザイン提供やコラボレーションも多く行っている。NY Timesなど国内外のメデイアにも紹介されている。(高木耕一郎公式ホームページより引用)

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