作品情報
本作『All I Wanna Do Is Just Be What I Wanna Be』は、東京を拠点に活動するアーティスト高木耕一郎によるエディション作品です。高木の最上級の作品を4色刷り活版印刷(樹脂凸版を使用)によって具現化しました。
活版印刷は、火薬、羅針盤を含むルネサンスの三大発明の1つとされています。筆写から活版印刷へと変遷し、労力・時間・費用が軽減され、知識や情報の共有速度が急激に速まりました。
活版印刷の発明は、現代で例えるならインターネットと同じくらい社会的に大きなインパクトを与えるものでした。そんな約580年前に発明された人類史上最高ともいえる印刷技法、活版印刷を使って、高木耕一郎の作品は制作されました。
『All I Wanna Do Is Just Be What I Wanna Be』について、高木は次のように述べています。
「作品のコンセプトは、同調圧力への異議といった感じです。犬は大きな権威や思想、意見、習慣を盲目的に信じ込まず染まることもない、真の自分の生き方をします。そんな犬の様を表しました。」
高木耕一郎のアート作品を通じて、皆さまの生活の中に新たな視点が生まれること願っております。